VRChatでliltoonなどを使ったアバターと比較すると、ResoniteのXiexeToonはややさみしい印象を受けるかもしれません。しかし、マテリアル設定を工夫することで、ある程度リッチな表現を実現することが可能です。
XiexeToonはMatcapマスクに対応していないため制約はありますが、場合によっては工夫次第でうまく表現できることもあります。今回はその試みについて少しご紹介します。
対象となる箇所が、1つのSkinedMeshRedererに1つのXiexeToonMaterialの場合。
Material(list)にあるマテリアルを複製して自分でわかりやすいように名前を変更(「元の名前」+「matcap」など)
AlphaBlender 0.2.2 by esnyaを使う場合は、メインテクスチャをRGB Textureにいれ、MatcapマスクをAlpah Mask Textureにいれ「Exportボタン」を押す。
するとRGBA Textureがエクスポートされる
複製したマテリアルに以下の通り設定する
➀エクスポートしたRGBA Textureをメインテクスチャーに設定
②Matcapに、Unityのマテリアルで指定されているMatcapをインポートし設定
③複製したマテリアルのAlphaBlendをCutOffに設定
対象となるSkinedMeshRedererのMaterial(list)でAddして設定
(スクリーンショットはサブメッシュに分離した物だけど、SkinedMeshRedererのMaterial(list)でAddして設定の例として例示)
1つのSkinedMeshRedererに2つ以上のXiexeToonMaterialが割り当てられている場合
「マテリアルでメッシュを分離」して、サブメッシュ毎に対応すると上手くいく(ことが多い)
以上の対策を行うことで以下のようになりました。
(対策前)バックパックのジッパーが白い
(対策後)バックパックのジッパーがちゃんとメタリックに
(対策前)スニーカーのラバー部分が単に黒い・シューレースを通す部分が白い
(対策後)スニーカーのラバー部分が多少ラバーっぽく、シューレースを通す部分がメタリックに
マットキャップが白っぽくてなんか変という場合は以下を参考に設定するとよいでしょう